ここ最近は依頼により、毎週特定の曜日は半日ほど出張講義とECサイトのデータ分析を行っています。もちろんデータ分析は宿題でして、出張の際に整理されたデータの提供とあわせて所見を述べています。
当初は今ひとつ正しく設定できていなかったグーグルアナリティクスの再設定、サイトのアクセス解析にはじまり、グーグル広告の運用、アマゾン、楽天広告の運用などその時必要な施策をサポートする形で色々やっていくなかで、新たな事業が立ち上がり、私以外にもたくさんの外部人材が関わっています。その中で、より拡張性を高めることと、より密接な連携、データ共有を進めていくため、私の希望もかなって関与度が上がっております。その分費用は増えますが、それだけ責任が重くなるということで気が引き締まる思いです。
任せられたからには、リスクと結果の予測についてはちゃんと向き合いたい
地道に実績とデータが積み上がっている事業において、大きな博打を打たずとも時間をかけて小さなトライアンドエラーを重ねていくことで持続的な成果を出していく、というクライアントの方針は実に堅実で、その方針には大いに共感するところです。
その軸を揺らがせない程度に試行錯誤を重ねてデータと経験を蓄積していく、ということで、少々の失敗や期待外れは許容できる範囲として、その範囲において広告キャンペーンの立案と実務を任されるわけです。それでも、やっぱりプラマイどちらも含めて事前にリスクを検討し、できれば結果にこだわりたいものです。
もちろんそこにこだわりすぎて動かずに時間がすぎるのも良くないわけで、さらに、消極的すぎるプランも経験に繋がらないのでよろしくないわけです。
当然自分が任された予算の範囲でベストを尽くしましょう、ということなんですが、その予算というのはその企業の一人ひとりが働いて稼いできた貴重な資源です。その予算を実弾として広告配信などに投入するわけですから、適当にやって適当に消えてしまいました、ではまずいわけです。同じ失敗するにしても、その経過はちゃんと説明できるようになっておく必要があると考えます。
余談：特にGoogle広告などは、事前知識や経験に乏しい人がAI任せでキャンペーンを始めると、場合によっては非常に燃費が悪く、浪費が大きくなってしまうことがままあります。ターゲティングを適切に行うだけでも違ってくるのですが、まずその点でも専門家と一緒に進めていくのをオススメします。
見積以前段階の相談でも、考えられる結果とリスクについて所見を述べています
ウェブサイトの制作、ウェブ広告の配信、ブランド戦略などいろいろご相談は受けますが、これらをすべてサクッと見積もってサクッと引き受けてしまえば商売としてはいいのでしょうが、私はどうしても「自分が納得できる結果の見通しと、お客様のリスク許容と、事業の将来性が釣り合っているか」が気になってしまいます。
たとえば、予算が少ない、となれば、その予算の範囲でできることを考え、その分期待できる成果を予想します。それがあまりにも費用対効果が低いと考えられた場合、例えば成果報酬にするとか、あるいはそもそも案件がお客様か、私に、あるいは両方にとってメリットがなさすぎる場合はお断りすることもあります。
成長が見込めるのであれば低予算でも相談に乗れる可能性は上がるわけで。。。
まずはお話を聞かせていただき、事業の今後についての資料、データから色々検討します。一つの例を挙げると、釣竿の製造事業の総合的なウェブマーケティング業務案件。これは間違いなくいいもので、マーケティングによって課題を解決できると思われ、そして私自身がその竿と作者に惚れ込んでいるから数年かかりますがいいですか？ということで組むことになりました。
実際に時間を掛けながらですが、感染症や販売先である香港の政治的問題など逆風だらけでしたが、それを乗り越え明らかに状況は変わってきています。
やっぱり、本気で「推せる」ものを一緒に作っていくのはいいものだと思います。
ぜひもっと知られるべき「いいもの」を広めていく活動に私も参加させてください。
関与度が高いクライアント様の事業はすべてその後良好な展開に
私がどれくらい貢献できているのかはわかりませんし、わかっていてもそれを声高に言うのは憚られますが、関与度が高い案件はすべてその後業績が伸びております。これはちょっと自慢です。
クライアント様の事業がその結果成長していけば、私がもっと色々お手伝いさせていただけることが増えていき、私にとっても大きなメリットが生まれます。そして、それだけ結果がついていくごとにじっくり取り組める契約数に限りが出てくることになるので、私としても長くお付き合いできる成長性とモラルが両立した企業と出会いたいと考えています。ここは譲れません。
また、そうしたクライアント様同士が仕事で関わったりすることもあります。自分のささやかな夢と言うか、願望としては、この輪を少しずつ大きくして、もっといろんな仕事やアイデア、情報が集まってきて仕事が楽しくなっていくサイクルを加速していきたいと思っています。
「あいつが紹介するんだから、きっと間違いないんだろう」
と言われるように、今後もクライアント様の問題解決のお手伝いに取り組んでいきます。
