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4ヶ月で11キロ痩せた私がウェブマーケターというデータを扱う商売をやっているのだからダイエットもできるはずだというプレッシャーと、やったことを語る 1

ちょっと前まで私は肥満体質であることをいじられ自虐しそれに甘んじていたわけですが、医師からのすすめでダイエットを始めることにしました。

血糖値も血圧も、早めに黄色信号(若干赤信号)であることがわかったのが救いで、このまま数年放置していたらいよいよまずかった!なんにしても、服薬などをせずに運動と食習慣の改善から取り組めるかどうか、にトライする範囲で済んでよかったです。

いままで、なんとなく軽く筋トレをやってみたり、歩く距離を増やしてみたりなどしたこともあったけどすぐに辞めてしまうことの繰り返し。堕落した食生活と運動不足をいよいよ反省し、その原因を冷静に分析することからはじめました。

データから仮説を紡ぎ行動改善を指導する仕事をしている私が、自分に対してガチでコンサルできなければ説得力ないよね、というプレッシャーもあり、コンサル能力の人体実験でもあります。これは。

私の場合、肥満を放置することは自傷行為と等しいということに気づいた

あくまでも主語は私、であります。他の人にも同じパターンがあるかと思いますが、体質には個人差があるのでいたずらに一般化しないで読んでほしいのですが、私の場合は不摂生は自分に対する自傷行為だという結論に至りました。いまいち自分が好きではない、認められない、幸せになることに対してブレーキを掛けてしまうといった、無価値感、自己肯定感の低さ。これが無意識のうちに内臓脂肪とともに蓄積してしまったのだと思ったのです。

もしかしたら、まだ気づいていないけど私と同じように無意識に自傷としての不摂生がある方は多いのではないかと思いますので、同じように生活習慣にお困りの方は振り返ってみるといいかもしれません。

人生の後半は、もっと自分を大事にしてやりたいな、と思った次第です。ちょっと泣いたよね、正直。

ロカボ基準の糖質制限をスタートし、毎食の写真撮影、食品の栄養素のデータベース化を行った

まず、食べたものの品目をそれぞれネットで調べ、食べている重量に換算した糖質、タンパク質、塩分、カロリーをまとめたデータベースをエクセルに作成しました。結構これがめんどくさいようで、やり始めると色々発見があるので案外面白くできました。ただ、2週間もすれば自分の食生活のルーチンは一巡しますし、それ以上記録を取ることの意味が薄れてきます。なので、それ以後は記録を止めました。それから先は、だいたいこれを食べればこんなもんだよね、というおおまかな数値イメージを学習しておけばよいのです。

たとえばロカボ基準だとおにぎりを一日に3~4個程度相当の糖質に抑えようね、みたいなことです。

糖質制限のセルフ人体実験を敢行

ちなみに糖質制限にはその強度にもいろいろあって、できる限り摂取糖質を0に近づけるスーパー糖質制限から、一日120g程度に収まるようにするゆるい糖質制限(ロカボ)までいろいろあります。いろいろ調べていくと、糖質も液体より麺類、さらには粒のままのほうが吸収スピードが遅いということがわかり、これが食後血糖値や脂との結合に影響すると考えられるので、流石に白米をゼロということはやりませんでした。

ただ、毎食80グラムまで白米を減らした場合、カロリー不足、糖質不足に陥り、これまでに経験したことがない不安感、動悸がおこり眠れなくなる日がありました。低血糖です。食前に散歩したらフラフラになってしまったこともあります。なので、糖質は減らしすぎないようにしつつ、決して大きくロカボ基準を逸脱しないようにしています。

ソフトドリンク断ち、断酒を断行し、もともとそんなに好みではないスイーツは全廃した

コーラやエナドリ、お酒も好んで飲んでいましたがこれも全部やめました。もともと飲み過ぎはよくないと知っていてわざわざの無意味がわからないのに、惰性で飲んでいたのがよくなかったです。健康体の人が適切な量を飲むことは何ら問題ないと思います。お酒も、別に飲まなきゃやってられないわけでもないし、昔はそんな時期はありましたがお酒を飲むことというかそれは生活環境のストレスが問題なので、その問題を排除するのが先だろう、と思います。

あと、甘いものはもともと嫌いではないが自分でわざわざ購入するほどでもないので、これを避けることには苦労しなかったのです。これはラッキーでした。これがやめられず苦労する人はとても多いですが、アルコール同様に砂糖によるドーパミン分泌で麻痺していないか、ちょっと振り返ってみるとよいかと思います。

8キロ減量したころから徐々にラーメンを食べたり、制限を緩めている

先日4ヶ月ぶりにラーメン店に行きました。やっぱりラーメンはうまい。でも、これは次の記事で解説するように、運動不足を解消して筋肉をつけたから糖質制限を緩めた、と言うべき判断で、要するに体が糖質を余らせにくくなってきていると考えられるからこうした、ということになります。それでも体重は減り続けています。

次回は運動不足の解消を中心にお話します。

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