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2020あけましておめでとうございます。

アイキャッチ画像は初日の出でもなんでもないけど、雰囲気だけでもw

皆様、あけましておめでとうございます。放置していた本サイトも実は年末にこっそりリニューアルいたしました。心機一転というわけでもありませんが、次のステップに向かってお取引様とともに頑張ってまいりたいと思います。

きちんとアウトプットとインプットを続けていくことを見せつつ、実力をつけていくことが大切だなあと感じる今日このごろです。

来たるべき不景気、ジリ貧に備えよう

年始からいきなり暗い話題で申し訳ないのですが、暗い話題ではありません。なんだそりゃって話ですが、もう少しお付き合いください。

どうやら、周囲では徐々に景気減退をささやく人が増えてきました。オリンピック後の見通しも楽観できず、また、世界情勢の変化や消費増税によるメンタリティの変化などいろいろな理由があるでしょう。しかし、今後経済が縮小していく決定的な要素として間違いなく決定事項であるものが一つあります。

ずばり、人口減少社会です。

海外向けに商売ができる企業はまだよいのですが、地元密着、内需依存だけで【会社】を運営することの難易度は今後上がっていく一方だと思います。少数精鋭にて、常に変化を続け、その他多数から抜きん出る努力をしていかなければならない時代が始まっています。

逆に言えば、あまりに人口減少社会を考慮したビジョンを持っている企業が少ないのかもしれません。

逆に考えれば工夫できる会社は生き残れてライバル減って好都合じゃね?

今から色々取り組まれている会社は、旧態依然としている会社よりも生き残れる可能性は高いと思いますが、まずはこういう確定した未来と不確定な未来を切り分けて、人口減少社会という確定した未来に向けた取り組みを考えてみてはいかがでしょうか。

それを乗り越えられる集団づくりこそが令和を生き抜く鍵の一つじゃないかなあなんて思っています。例えば私などは仕事仲間と情報をやり取りするときはSlackやLINEも使いますが、適宜ドロップボックスやグーグルドライブなどにデータを集積しておき、いつでも共同作業できるようにしてあります。年下のパートナーと仕事するときも、20歳前後の学生の授業でも、これらの作業は殆ど滞りなく、当たり前に仕組みが出来上がります。彼らとの間の情報処理速度は圧倒的に早いです。リアルタイムにいろんなことが伝わり、例えば私が休みの日で釣りに行っていても即時対応すら可能です。多分授業で出している課題とかならリモートワークで全て完結できるものも少なくないです。

一度教えればすぐに現代的なツールを使いこなす彼らのパワーを上手く使っていくことのメリットは計り知れません。デジタルネイティブ世代すげえぞ。こういう勢いを理解しうまく活用することが次の時代を生き残る最低限のラインだと思います。

航空主兵論ってあったでしょ

かの帝国海軍で戦艦による決戦主義だった多数派に対し、山本五十六長官含め少数の提督は航空機による制空権確保と航空魚雷の集中攻撃で敵艦隊を撃破する、そのために空母を集中運用するという航空主兵論を展開し、結果としてその正しさは証明され、更に皮肉なことにその重要性に気づいたアメリカ海軍に応用されてしまったわけです。

たしかにまだ未知数なものではあるが、速度が圧倒的に違うという点では当時の航空機も現代のモバイルを含めたIT技術も似ています。ウェブ広告も同様です。実は、知れば知るほどいろんなムダを省き、少人数でも動かせる仕組みづくりが可能です。つまり火力が結果的に上がるのです。

先日行った焼肉店は型落ちのiPhoneをテーブルに置いて、メニュー表と注文をそれで完結していました。レジも型落ちのiPadです。これで普段からタッチパネルを使う我々は全く不足を感じないですし、正直レジとか専用の注文システムを組んだりホール要員を一人二人増やすより圧倒的に安いです。というかそもそもホールの人がかんたんには集まらない時代なんだな。

PC苦手と言っている30歳以上はAI以前の問題です

若手による情報処理改革を進めていけるかどうかも、器的な意味でも成長的な意味でも試されそうな気がします。そして我々より上の世代はAIに取って代わられるという不安を抱えるのは間違いです。それ以前に、デジタルネイティブ世代に取って代わられます。大手の中高年リストラというのがそのまま中小企業にすぐに波及しなかったのは、若手と入れ替えを図るほど極端な政策を取らないというか、そもそも一定以上の能力を持つ若手を採用する体力がない企業が多いからだと思いますが、その間もどんどん技術革新とデジタルネイティブ世代の活躍の場は知らないところで広がっていくのです。

体は一つしかないので、いかに効率よく情報処理するかを真剣に考えよう

今年は小学校でのプログラミング学習必修化もあり、遅れてはいるものの、子どもたちのIT基礎力アップを国が推し進めています。小学校でもPowerPointを活用した教材が当たり前のように用いられています。デジタルネイティブ世代一人ひとりのポテンシャルを無駄にすることなく活かせる社会が今後の生き残りの上で絶対不可欠です。

重要:採用試験で会社見学の上で「IT化のアイデア」を課題として出してみたらどうだろう

中小企業向けに私なりのアイデアですが、優秀なデジタルネイティブ世代の若手を採用したいなら、入社採用試験の課題として表題のようなIT化のアイデアをちゃんとエビデンス込みで考えてきてもらうというのはどうでしょうか。コミュニケーションツールでもいいし、キャッシュレス化でもいいし、飲食店ならスマホ連動発注システムでもいい。営業マンのヒアリングツールでも。彼らもそういうサービスや事例を調べるし、面接の際にはそれを現場に取り入れるときの壁とかにも考えが至るはずです。

そのアイデアを通したコミュニケーションで、採用したい人物かどうかは結構見えてくる気がします。また、採用されるに値する企業かどうかも見られる、ということでもありますが。。

備えあれば憂いなし

グループウェアのSlack導入ですら、40代以上がいる職場では「定着」には2~3年かかると思います。ちなみに、私の肌感覚ですが20代しかいない職場なら多分半月で定着します。つまり、普通の企業ではこうしたツールの導入も年単位のスパンでの取り組みや計画が必要ということになります。今すぐ結果が出るものではないですが、常日頃からこういう取り組みをする集団である、という認識を全員が持つところからスタートしないとどうにもならないのではないかと思います。

こうした小さなイノベーションから取り組んでいくことで来る変化の時代に備えていきましょう!

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