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ウェブ広告をクリックしてランディングページから営業メール送るとめっちゃ迷惑だからやめなされ

Google広告の検索連動広告やディスプレイ広告を運用しているとどうしても避けられないのが「興味関心のない人のクリックによる課金額の浪費」。もちろん、我々まっとうなウェブマーケターはそれを出来る限り減らすための工夫をしていくわけです。クライアント企業が稼いできた広告予算をできるだけ有効に使う責任があります。それでもあまり効果的でない施策を打ってしまって、なかなか成果が出ないこともあります。その中でも「外れた要因」を振り返ることで改善につなげていくというわけですが、やはり売上につながらないクリック課金は貴重な広告予算の浪費を引き起こすのは事実なので極力減らしたいものです。

たとえば、広告クリックして見に来たけど資料請求や申込みに至らなかった見込み客、というのはある意味仕方ないです。少なくともクリックするところまでは興味を持ってもらえていたので改善の余地があります。もっとサービス向上や改善したランディングページを作るのでまたお願いします、という感じです。

しかし全く売上に貢献しないどころか迷惑な存在がいます。それは「広告クリックからランディングページに流入して自社の売り込みメールを送ってくる」人たちです。

あなたのアクセスはちゃんと解析されていますよという話

メールフォームを利用された回数というのはウェブマーケティング施策上非常に重要なデータです。KPIそのものだったりするレベルです。メールフォームを利用した人はどんなブラウザで、何月何日何時頃、どこの街から、どのルートからサイトにやってきて、どのページを見て、どのくらいの時間滞在し、メールフォームに送信に至ったか、というのはまともにアクセス解析をやっている管理者は逐一把握することができます。

見に来ただけで返った人のすべての行動を追いかけるのは現実的ではないですが、月に数件程度のお問い合わせのデータはスマホでもちょいちょいと簡単に追跡できます。迷惑で一方的なメールが送信されてきた時間とGoogle Analytics上でのイベント発生時刻、流入経路などを参照すれば同時多発的に送られでもしない限り特定可能です。

課金しているのにいらんオファーが届く憂鬱

つまり、営業メールを送るために、広告出稿者の予算を消費しているわけで、サイトを運営している立場からすると実に厚かましい行為なわけです。出稿者からすると、「なんでうちの社員が稼いできたお金で明らかに不要なメールを送られなあかんねん!」と不愉快になっていいのです。強引な例えとは思いつつもあえて言ってみれば、着払いでDMが送られてくるようなもんなんですが、まあ、おそらくこの手のメールを送ってくる側の知識ではわからんでしょうな。

こういうメールを阻止するのは現実的にはちょっと無理です。せめて、フォームの営業メールお断り、と書く程度の抑止力しか期待できません。

せめてここをお読みの賢明な読者様はそのようなことをしないように!

ということで、こちらからなにかオファーを送る際は、オファーを求めるサイトならともかく、一般的なサイトの場合はURL直打ちか検索で広告でない自然にリストアップされたものをクリックするのがマナーだと思いますので、よろしくお願いします。ただでさえしつこいテレアポやスパム同然の営業メールにうんざりする日々が続いている時代です。きちんとwebに力入れている企業ほど、アクセス解析を行っていますので、心当たりのないメールが届いたときほど調べられます。

悪気はないのにスパム扱いされるほどもったいないことはありませんよ。

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