めちゃイケみてたらそりゃイジメなくならんよなって

改めて地上波時代遅れバラエティの低俗ぶりを見せつける王道イジメコンテンツにメシがまずくなった話

たまたまテレビつけたらめちゃイケで重盛さと美が学力テスト最下位でバカバカ言われて泣いてました。しまいにゃ山本リンダまで出てきて「どうにも終わらない ネバーエンディングバカ 一生変わらない」みたいな替え歌を歌われ晒し者にされていたんですけど、これおもしろいですかね???

想像力のないバカがバカを笑うという地獄絵図

確かに学力低いんだろうと思うんですよ。あくまでも学力が低いことをネタにして笑っているんです、ということかもしれませんけど、この世の中、学力が低いことと人格の問題を切り分けて考えられないような想像力のない人たちがいるんで、学力が低い=頭が悪い→だからバカにしていい、という図式は色々とまずいと思うんですよ。同じフジテレビでも平成教育委員会は良いコンテンツだと思いますが、どうもね、こういうのは見ていて気分が悪いし、個人的な感想を抜きにしても学力低いから泣くまでバカにしていいというのは一人の尊厳に対して愛がないし、何のフォローもないじゃないですか。ひどいものみちゃったなと。

で、これを喜んで見て笑っている人たち、そこに出ているタレントより人類の発展に貢献してるんですかね、ってのもね、思います。学力という物差しではアレかもしれないけど、その人がいる、働く、そういうことによっていろんな物事が動いているわけじゃないですか、パチンコの営業でも何でも。

それをテレビで見て、安全なところから笑うのって、心理学的には完全に優越コンプレックスじゃないですか。自分より劣っているよというレッテルを貼られた人を笑う。それを引き受けるタレントのプロ意識の是非はともかくとして、そういう図式に違和感を感じないからめちゃイケはオワコン(終わったコンテンツ)と揶揄されるんじゃないでしょうかね。

自分もどっかで馬鹿にされて悔しいと思ったりしませんか?そういう想像力もないんですか?

ああいうのを平気な顔で笑ってバカにしていられるのって、全方位で完璧人間で挫折経験がない人か、自分が逆にどっかでそうやって指さされていることに気づく想像力がないかのどっちかだと私は思いますので、そういうのダサイなーと思ってます。普段一生懸命に生きていたら、自分の不完全さに悩むことだってあるじゃないですか。頑張っても出来ないこととかをバカにされて悔しい思いをしたことだってあるじゃないですか。

学力テストをやって最下位でした、とか、運動音痴でした、というのをやめろっていうことじゃなくて、わざわざああやって晒し者にして最下位であるということを強く印象づけるフィナーレの演出が気持ち悪い。

表現の自由の範囲を逸脱していないから放送する側の勝手ですけど、そりゃ放送終了になるわという制作サイドのセンスの無さがにじみ出てます。

普段から威張り散らしているいかりや長介がメンバーにリンチされるコントととか、たけし軍団が殿の思いつきで痛い目にあう(けど本人たちは進んでそういう流れに乗っかっていくのがバレバレ)とかいうのとは根本的に違うんです。ヒエラルキーの下にいる人間を叩いて笑って、さあ、視聴者も笑えって誘導しているじゃないですか。これイジメじゃなくてなんなんですか?

コンテンツを発信する企業として、尊厳と愛は最低要件です

これは何も他人事じゃなくて、ウェブページやSNSでコンテンツやキャンペーンをお知らせしていこうとする私達も気をつけなきゃいけないことです。辛口であっても、尊厳を傷つけないようにしなければならないと私は思います。やったこと、起こったことについての批評と、人格批判は違います。その切り分けの訓練を学校ではほとんど経験していないのが私達です。それを忘れないようにすることが求められるのではないでしょうか。

たとえば、「こいつ、うちのバカ社員です」とかSNSで書いてたらどうですか?そんな会社と取引したいですか?

ところで、週末の夜に嫌なものを見てしまったので、口直しに信長の野望の新作でもやろうと思ったのですが、評判が大荒れで購入をためらっていますw

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