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ブログやるなら記事100本、1年が最低スタートラインだぞい

どこのウェブコンサル会社でも定説のように言われていることですが、せっかくサイトを作っても定期的な発信が途絶えて放置されてしまっているケースがとても多く、企業内でのウェブの取り組みの持続の難しさを感じるものです。

いわゆる中小企業ではウェブメディアの責任者がいて、コンテンツを企画し、執筆するというのを「業務」として担う状態になっていないのが普通で、社長や役員がどうにかやろうとしたり、あるいは個人事業者が自分でやっているケースがほとんどでしょう。

コンテンツさえまともなら、たいていの人は頑張れば何かしらの成果は出るよ

大抵の場合、そのような仕組みは本人の熱量と根気にかかっているので、結果が出始める前に徒労感を感じてあきらめてしまう人があまりに多いのです。確かに、基本的なSEOの知識もなく、やみくもに取り組んでもなかなか成果に結びつきにくいこともあるかと思います。

競合が熾烈すぎる分野やあまりにもメジャーすぎるキーワードはともかく、地域+業種のキーワードでのアクセスを狙っていく程度であれば、「集客に関連した定番と思われるキーワードの組み合わせ」を中心としたテーマの記事をベースに、変化球で「意外なキーワードの組み合わせ」や「100人に一人くらいに刺さるキーワードで本業に関連したりしなかったり微妙なやつ」などを時折混ぜつつ地道に更新していけば一定の成果は得られるものです。

じゃあ、どんなテーマの記事を書けばいいの?と悩みますが、最初は当たり前のところから書いていきましょう。奇をてらう必要はありません。たいていの中小企業のコーポレートサイトやブログはページ数が少なすぎます。ブログであれば、最低100本記事を投稿し、1年ほど淡々とコンテンツを増やしていく作業が必要です。

で、途中であきらめる人は10本くらいでやめてしまうのです。

はっきり言って、考えが甘い!10本の記事でいきなり問い合わせがバンバン来るなんてことはよっぽどのことがないとありません。10本程度の記事を書いて力尽きるのは、畑に種をまいて、芽が出る前に水やりをさぼってしまうのと同じだと考えてください。芽が出るのは一年後です。いいですか、100本以上の記事を書いたうえで、芽が出るのは一年後です。半年で成果が出たら上出来です。

逆に言えば、すぐに結果を出そうと焦るのではなく、ブログを書くことが一つの気分転換になるような工夫をしたり、チーム体制で臨んでルーチン化してしまうのも一つの方法です。

間違っても、社長の気まぐれワンちゃん日記などにならないようにしてください。SEO的にまったく意味がありません。

一日のアクセスユーザー数が5人とかのサイトで増えた減ったを論じるのは1年早い

アメブロとかのアクセス解析じゃだめですよ。あれロボットとか海外のよくわからんアクセスも拾っちゃうから。あくまでもGoogleアナリティクスのデータ上でユーザー数が一桁の日が続いているようなサイトの話ですが、これまでに相談に乗って、いろいろ方策を考えても実行に移してもらえず失敗した事例は、たいていブログのアクセス人数自体が日々一桁のまま、下手したら誰も見ていない日もちらほら。これで、増えた、減ったを語るのは時期尚早というもの。

日に数名がちょっと見に来る程度のサイトで滞在時間だとか行動フローだとかコンバージョン率だとかを議論するには早すぎます。統計として弱すぎるというか統計ですらない。

そこでこれをどうにかしたい、と相談されるわけですが、単純にコンテンツが足りないか、需要の低いことしか投稿していないケースがほとんどすべてといっていいです。根本的な解決策は、(繰り返しになりますが)意味のあるブログ記事をひたすら追加していくか、あるいは広告に投資してお金でアクセスを集めるかの二つです。で、たいていはお金もない、記事を書き続ける根性もない、で終わってしまうのです。汗をかかずに畑が作れないのと同じです。

そこで率直に「単純にアウトプットが足りなさすぎる」と申し上げても、なかなか理解してもらえません(涙

ひどい例になると、数本の記事を書いた程度で1か月後とかに「全然数字が上がらんじゃないかー!」とか言われたりもしますが、そういうのはもう付き合いきれないので関わりませんw

仕組みに熱量というガソリンを加えてやらないとそもそも仕組みが動かない

本気であなたの仕事を人に知ってもらいたいですか?

本気であなたの製品やサービスを誰かに使ってほしいですか?

本気でその仕事を人に話すことは好きですか?

ブログ記事の充実のための仕組み化を考える必要もありますが、まず最初に発信する立場としてのやる気とゴール設定が大事です。

誰でも努力でたどり着ける最初のゴール設定はこれだ!月間PV2000

まずは、平均一日30人の来訪者、月間PV2000を目指しましょう。マイナージャンルでもコツコツやれば達成できるハードルです。そのくらいになってくると、弱小ブログとはいえ検索エンジンの表示結果も需要とマッチングすればかなり上位に出てくるものも出てくると思います。サービスに需要があれば、できます。いったんそのステージに乗れば、あとはもっと攻めた記事を書いてみたりする余裕もできますし、さぼらなければあとはじわりじわり露出度が上がっていきます。一定のリピーターも現れるでしょう。ここまでやれば、ユーザーとの関係性もデータで見れるようになってくると思いますので、次に打つ施策についても議論しやすくなるわけです。

そしてそのころにはネットからの何かしらの集客効果を感じられることも出てくるかと思います。こうした地道なコンテンツの積み重ねを柱にして、キャンペーン期間や新サービスの告知などではSNS広告やGoogle広告などを活用してさらにユーザーを呼び込むなどすると効果的です。長期戦略にSEO、短期決戦にウェブ広告、という分類法も一つの考えです。

とにかく、続けていこう

よく考えて、100本の記事を書き、1年そのペースを守って頑張るしかないです。その積み重ねの実績こそが、ウェブマーケティングを効果的に行うためのパスポートだと考えてみてはいかがでしょうか。

ではどうやって?そのパスポートを手に入れるための仕組み化については改めてまとめます。

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