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オフィシャルブログに何を書けばいいのか

ブログを書くという習慣付けをクリアするところが第一関門。その次は何を書くか。

企業サイトを立ち上げたばかりだったり、手を入れずにおいてあるものはコンテンツの不足、検索ワードとの一致度の低さからアクセスが伸び悩み、見込み客の訪問を逃していることになります。本当に一致度が高く、よくまとまっていれば、そんなに無理に大量の記事を量産することなくある程度安定して問い合わせなどにつながるケースもありますが、トップページと会社概要とメニュー一覧表だけではどうしても情報料不足で、読む人の安心や信頼を得るにはやや物足りない印象を持つものです。せっかくWordpressでサイトをリニューアルするのですから、自社コンテンツをどんどん工夫していきましょう。

一体何を書いたらいいの?→あなたの当たり前は見込み客の未知の情報かも

長いこと自分の仕事に関わっていると、専門知識がどのくらい一般から見て知られていないかを認識することができなくなるようです。例えば、私がクライアント様に「もっとわかり易い言葉で説明してくれ」と言われるようなことです。あなたの知っていることは、思ったより知られていないと思ってください。例えば、【正しい釘の打ち方】とかでもいいと思います。そんなの知ってて当たり前だろ、という先入観を一度忘れて、どんなお役立ち情報を提供できるかを振り返ってみましょう。

オフィシャルブログコンテンツはつまりお役立ち情報が中心である

ブログというと、それこそ先の例のように私の感覚ではわからないことですが、一般的には「日記」と認識されている方もいるようです。芸能人のアメブロ見ていると、確かにそう思っても不思議ではありません。しかしあれは芸能人だから、芸能人の日常に興味のある訪問者が集まるわけで、そこらへんのおっさんの日常だけを延々としたためるようなブログは「ビジネスのために」訪問した人にとっては何の役にも立ちません。それより、サービスの内容や、工夫ポイント、業界の豆知識、キャンペーン情報等をリリースしていったほうが圧倒的にユーザー思いのブログと言えるでしょう。

昔、スピード違反で捕まったことをブログにドヤ顔で書いている社長を見かけました。わざわざ行政処分食らっているところを写真付きでまとめて会社ブログに載せるという、よくわからんことが起きやすいのが、「最近ブログにハマったオヤジ」あるあるなのです。

居酒屋でのサービストークと同じノリで全世界に武勇伝(笑)を発表してしまうと、これまた現代では一発アウトなんですが、それがわかっていない人というのがいるのです。確かにブログというメディアを持つと、楽しくなる気持はよく分かるのですが、そのような「誰かに迷惑をかけている」ことは書かないようにしましょう、というか、行いとして一市民として正しくありましょうねって話なんですけども。

社長のゴルフ日記←時間の無駄だから今すぐやめよう

ゴルフ用品メーカーのおまけコンテンツくらいならようやくアリですが、ゴルフ関係ないならやめましょう。私もアクセス解析の実験と趣味の蓄積を兼ねて釣り考察・報告ブログをやっていますが、こことドメインは別です。

本筋の情報と別の情報を盛り込むほど、SEO的にも検索ワードとの一致度がどんどん低くなって検索に弱くなる上に、読む人がお問合わせや電話などのゴールに向かわなくなります。どうしてもやりたい、あるいはやる必要性があるのなら、別ドメインでやるか、外部にそれこそアメーバとか無料ブログをこさえてそっちでやって、本家からはリンクを貼るくらいにしておいたほうがいいでしょう。

ただし、時々スパイスとして人となりがわかるネタを仕込んでみたりするのはいいと思います。親しみを持ってもらうことも大事です。やりすぎて「工作機械の修繕」より「社長のワクワクゴルフ」のほうが検索ワードとして強くなるようでは駄目ということです。それに、自己満足より、ユーザーの利便性を第一に考えましょう。

社長の一時間はおいくらですか?同じ時間なら、利益を生み出すために使いましょう。

プロたるもの、自分の言葉で語ろう

そもそも誰だって何かのプロです。自身のこだわりとか、経験とか、知っておいてほしいこととか、全く無いですよ、というのもちょっとさみしい気がします。例えばうちなんかでは1200文字で10本のブログ記事を最初に想定しておいてほしいのですが、なかなかそれをやりきるというのは大変かもしれません。文章を書くことが苦手、という方も多いのですが、得手不得手はあるにせよ基本は「慣れ」ではないでしょうか。

ウェブメディアを活用する、と決めたのなら、文章の作り方、構成、いちど学び直してみませんか?上手な文章でなくても、熱意とか、知識量とか、人柄とかは伝わると思います。私のところではモラルの問題も含めて、どのような記事を書くか、どう構成するかまでWordpressの使い方と一緒に指導しております。全世界のネットユーザーが文字情報を発信する時代に、人任せをしていてはもったいないのです。

誰かのできないことを解決するプロとして、頼もしい情報源になり、訪問客を増やしましょう。

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