You are currently viewing 【クライアント向け】コンサルを使うとプロ意識が試されます

【クライアント向け】コンサルを使うとプロ意識が試されます

おかげさまで時々相談を頂けるようになってきました。すでにウェブサイトを製作させていただいたりしている関係でお付き合いのあるクライアント様におかれましては、時々このブログに目を通していただきたいのですが、専門用語が多くてわからん!という声が飛んでくるのが目に見えてますので、クライアント様向けのカテゴリも作ってみた次第であります。今後はぜひこのカテゴリだけでも読むようにしていただけると、ウェブを通した集客について考えを巡らせたり、ブログやSNSを執筆する意欲がわいたりしてコスパがよくなるのではないかと思いますし、それを目指したいと思います。

まだ顧問契約を結ばれていない方におかれましては、今後どのような心構えでウェブコンサルをご自身のビジネスに活用することに向き合うかのご参考になれば幸いです。最初なので言いたいことが多すぎて長くなりますが、とても重要なことですので困難わかってるわい、という方以外はコンサル契約の前に一度目を通してください。

コンサル契約書には成果保証の文字はない

ほぼ間違いなく、どの分野であれコンサルタントとの契約書には成果を保証する、成果に対してコンサルタントが責任を負うということは書かれていません。もちろん私もそのような条件を引き受けるつもりはありません。つまりどのような成果になってもコンサルタントは何も追及を受けないということです。ものすごくストレートに言えば、どのような結果であれその結果を出したのはクライアントである、という前提で物事が進んでいくということです。

ですから、コンサルタント選びは慎重に慎重を重ねるべきだし、どのような価値観でいるのか、相性はよいかなどをよく考える必要があります。もちろん、コンサルタントと言いつつ共有すべき情報を隠したり、相手が情報弱者であることを利用して情報操作をしたり、具体性のないアドバイスやあいまいな目標でなれ合ったりするようなことでは困ります。きちんと数値目標をお互いの合意の下で設定し、一緒に頑張っていこうと誓い合える関係を作ることがスタートラインではないでしょうか。

コンサルタントは船頭や釣り餌屋のようなもの

魚釣りに行くとして、釣具店の親父のアドバイスを聞いてダメだった場合、どうしますか?釣り船の船頭の読みが外れて釣れなかったら船頭に文句を言いますか?彼らは商品やサービス、それに釣り方や釣り場の指導などを提供しますが、釣果は保証しません。せいぜい、釣り堀では残念賞がちょっともらえたりする程度でしょう。隣の人が良く釣れてるのに自分だけ釣れないのはなぜでしょうか。経験とか、試行錯誤とか、技術、あるいは、最後まであきらめずに続けることかもしれません。もし釣果を保証しますと明言している釣具店があるのなら、教えてください。せいぜい、釣果情報が信頼できるかどうか、のレベルでしょう。それならコンサル選びと同じレンジの話です。

ここでもう一度考えてみてください。

釣具店や船頭のせいにしても、釣りがうまくならなければいつまでたっても魚は釣れません。ただし、やる気のない釣具店のエサは活きが悪いし、いい情報も持っていないということはお忘れなく。選ぶのはあなたです。

本気かどうかをご自身に問うていただきます

ウェブコンサル、運用ページにも書いてありますが、必ず初期ヒアリングにおいてあなたがなぜその仕事をしているのか、どのようなことを実現したいのか、何が強みなのか、これまでの集客状況など、根掘り葉掘り聞かせていただきます。もしかしたら、それを話すのは恥ずかしいと感じたり、後ろめたさを感じたりする方もいらっしゃるかもしれません。しかし、現状はこうで、これが問題点だから、今後はこうしたい、というように筋道を立ててお話しくださる人もいるかもしれません。

わずかながらの経験上ですが、後者の方はすでに何かの結果や周囲からの評価を得ています。モノがいいのに知名度がないせいでまだ売れていないとか、角度を変えてみたら新しいアイデアにつながりそうとか、そういうとっかかりがどこかにあるものです。どのようなターゲットにどのような価値を提供するためにこの企画を売り出したい、という論理構築は避けて通れません。がんばって自分のビジネスモデルと向き合いましょう。

それを続けていけた方だけが今のところ集客に成功しています。

目標は、明確な現状分析と展望が立ち上がっていなければ設定できません。ですから、あなたの強みも弱みも、私は結構いろいろと突っ込みます。もちろん最初から信頼関係もできてないのにガンガン詰めるというようなことはありませんけども。でも関係がこなれてきたころ合いで、「それはやっちゃダメです。ああいう危険とかこういうリスクが生まれます。絶対にやめてください」とか、「ブログ書いていきましょうね。え?書き方が覚えられない?それなら、覚えるまでトライしましょう。横で見てますから。今のままでは絶対にアクセスは増えません」というレベルではっきり申し上げています。すでに一緒にお仕事をさせていただいている皆様には非常に心当たりのある部分だと思いますw

経営の根本まで見直していかないとウェブの集客は成功しません

あくまでも成果を出すのは、あなたです。あなたがその仕事で人に必要とされているのか、その仕事で何をなしたいのか、これまではどうだったのか、何が問題なのか、どうしたらよくなるのか、これは厳密にはウェブコンサルの話ではありませんが、もっと基本の部分で、絶対にプロ意識として問われる部分だと思います。私は経営コンサルタントではないのでその部分のアドバイスはできませんが、ウェブ制作やコンサルのプロセスでは必ず振り返っていただいています。

楽してネットで成果を上げるようなものではありません。ネットは決して飛び道具じゃない。

非常に地道で、地味なものなんです。時間をかけて取り組んでいくには伴走者と対話しながら戦略を練り、行動することで効果が初めてで始めるでしょう。

コメントを残す

CAPTCHA